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INFORMATION/最新海外蒸機情報(ベトナム・キューバ)
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INFORMATION
〜 最新海外蒸機情報 〜

ベトナム・ハノイ発
2002年4月

私が「鉄道ファン5月号」にもレポートしたリューサ製鉄所の131型蒸気機関車(C12)が火を落とした。私はこの1月、撮影を行った際には2002年度中と聞いていたのでまだ安心していた矢先のことでした。
 リューサ(Luu xa)からチャウカウ(Trai Cau)までの15キロ区間に最後まで残っていた日本製の131-436(C12型蒸気機関車)がたびたび走っていた。131-436はボイラ耐久検査期間切れが理由で4月10日で使用を停止、5月中に解体するようです。後継機として国鉄から中古DLを購入してこの専用線を引き継ぐことになっている。
製造後すぐに軍用供出で日本を離れ二度と戻ることのできなかったC12たち。よく生き延びて頑張っていたことと労いたい気持ちでいっぱいです。

キューバ・オルギン州発
2002年3月

ラファエル・フレイレ製糖工場のBW達が2年ぶりに動いた。
今年はサトウキビの成育が悪いようで収穫もだいぶ制限され工場の可動が止まることも度々あった。東方の本線から支線に伸びるLPは軒並みクローズ、美しいBWらの可動率も悪く訪れる、欧州愛好家らをがっかりさせている。私たちも蒸機の燃料不足などで散々な結果だった。
しかし今年から工場側のサービスか金儲けか知らぬが毎日1往復、観光列車を走らせている。昼休みの本スジ運用の合間に設定されている。
貨車を改造したオープン客車を1両引いて専用線の旅が楽しめる。車内ではバンドも乗り込み本場のブエナビスタも楽しめる。1人3米ドル。西に伸びる専用線を使用して工場とラ・エスペランサを往復する。撮影の合間に清々しい風を受け音楽とドラフトを聞きながら安くて快適な90分の汽車旅である。



世界の蒸気機関車
都築雅人の出会いとロマンの煙情日記
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