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地元の子供達を乗せジャンブー駅郊外のラック区間手前まで走行するE10

2000年8月11日


 アンバラワ登山鉄道はかつて、インドネシア国鉄からの分岐したアンバラワ/ペドノ(10キロ)間の支線であった。現在は国鉄線は廃止され、この10キロ区間だけ保存鉄道として残している。ペドノはオランダ統治時代の避暑地で今でも観光地である。全線の内45%は急勾配であるためラック(歯車)方式を利用、最大勾配160‰で約一時間かかって終着ぺトノ駅に到着する。今はアンバラワ保存鉄道はこの線の主B25が二台と五両の客車を持ち、欧米からの鉄道マニアや観光客、地元の子供たちの遠足等の要望で月に1、2回程度動く。
 1998年にスマトラ島からマラッカ海峡を渡り動態保存のためE10がアンバラワ登山鉄道へ新たに加わった。1964年製造の日本車輌社製というのが驚いた。
 このE10はスマトラ島パダンパンジャン近郊の炭坑で石炭を運搬していた。パダンパンジャンから炭坑までの急勾配区間はジャワ島と同じラック方式で2台のE10がプシュプルで健闘していたのは有名である。80年前半にスイス製のDLと交代、無煙化が完了すると仲間のE10も続々廃車にされ、一台だけパダンパンジャンの基地に残してあったのがこの機関車である。。昨年、アンバラワの車輌区でこのE10を修復し走行可能となった。しかしここアンバラワとスマトラ用では歯車のサイズが若干違うためアンバラワのラック区間では走れない。今年中に歯車を改造して来年以降に走行を予定としている。今後もB25など動力車三台で観光鉄道として力を入れる。


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