1500m地点のカルシャン駅。ダージリンまで約半分登り終えたことになる。地形上Y字(スイッチバック)を利用した駅構内では機関車、乗客、運転スタッフらもしばしの休憩、物売りの往来も賑やかだ。
カルシャン駅を出ると狭い街中を通過する。カルシャン名物でもあり愛好家らは必ずカメラを構える。写真は早朝のスクールトレイン。街中のバザールはまだ閉まっていて活気もない。
2000mソナダ近くになると霧が発生していた。続行の列車と距離を空けて力闘する。どうせなら重連にしてしまえばいいのに........
霧も晴れてきたグーム駅(2257m)で列車の交換。
勾配もやや緩くなり快適に飛ばす。バタシアループも目の前だ。
バタシアループはこの鉄道の最高地点(2285m)まるで模型のようだ。この日修理回送の機関車もチンダリア(車輌工場)へ下りた。
カンチェンジュンガ(8603m)とバタシアループを見渡す定番のお立ち台。
湧き水も豊富。線路脇であざやかな洗濯物を乾かしていた。
シッキム州の人たちは日本人の顔立ちによく似ている。どことなく親しみを覚える。
終着ダージリング駅(2077m)出発間際の賑わい。それでも全線を乗車する客は無いに等しく区間乗車が主である。