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キューバ(200番代)
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■200番代
200番代=ハバナ州
LP=ローディングポイント(砂糖キビ集積場)
AL=アルコ社製蒸気機関車 (USA)
BLW=ボールドウィン社製蒸気機関車 (USA)
Rog=ロジャース社製蒸気機関車 (USA)
VIW=バルカン社製(USA)
Hen=ヘンシェル社製(独)


201・アミスタッド コン ロス ペブロス製糖工場 1435ミリゲージ 1805号機(2-6-0・BLW 1920年)5両のBLW・ALcが在籍
ハバナ市から最も近い製糖工場。近年クローズであった。今年、何気なくグィネスの町をレンタカーで走っていたら突然、煙を発見。LPから工場に戻るところだった。いったんこの工場に集めた砂糖キビは近隣の製糖工場に持って行く。

203 ヘクト モリーナ リアノ製糖工場 1435ミリゲージ 1805号機(2-6-0・BLW1920年)在籍両数不明。
蒸機保有は無く、DL化している。しかし今年近隣の201.210製糖工場は生産調整のためクローズ。LPが稼働しているため運転余剰となった蒸機らはこの工場まで運搬。

206・マヌエル Isla ペレス製糖工場 1435ミリゲージ 1603号機(2-8-0・ALc1925年)3両のBタンク機(BLW・ALc ・Porter)の他3両の中型機が在籍
撮影に関して厳しくて欧州人愛好家らも近寄らなかった。私も工場の外で撮っていただけでも関係者が阻止する始末。入れ替え専用の珍品Bタンク機が3台在籍していたが近年は静態保存や他の工場へ貸し出されていて謎である。

207 グレゴリオ Arlee マニャリッヒ製糖工場 762ミリ&1435ミリゲージ 1403号機(2-6-0 Rog 1892年)
構内はナローとスタンダードが交差して線路配置を見るのも楽しい。朝は糖蜜入りのタンク車の入替え作業に1403号機は忙しい。ナローもLPから帰って来るため活気があり、大小の機関車が入り乱れる。

210 オズバルド サンチェス製糖工場 1435ミリゲージ 1204号機(2-4-2T・Rog1894年) ナロー蒸機は全廃。1204タンク機他1両中型機在籍
以前はナローゲージも共有していたが5年前に廃止した。1204号機は入れ替え専用機だがキューバでも古豪だが年齢を感じさせない。今日も念入りに準備をして作業に付く。

211・ルーベン マルティネス ヴィレーナ製糖工場 1435ミリゲージ 1311号機(2-6-2T BLW 1904年)
専ら構内の入替え専用に任されている。キューバでも珍しくなったCタンク機が活躍する姿を見られるのはここだけだろう。以前の燃料は石炭だが重油焚きに改造された後も残る。

212・ボリス ルイス サンタ クローマ製糖工場 1435ミリゲージ 1510号機(2-6-0 Alco 1907年)
今年、訪れたらめっきり蒸機の数が減り1台しかいなかった。どこに行ってしまったのかと聞いたら、廃車したり他の工場に貸し出していると言う。陽気なスタッフらは関係ないが私たち愛好家にとっては今後が気になる。



世界の蒸気機関車
都築雅人の出会いとロマンの煙情日記
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